概要
SiNGRAY Stereo STDカメラは、2DカラーセンサとToFセンサの2つのセンサを搭載した2Dと3Dのデュアルカメラです。汎用USB TypeC対応で、カラー映像と3Dデプス映像を同時に出力できます。非常にコンパクトな一体型構成で数多くのセンシングを必要とするシステムやロボットアームなど省スペースで駆動する機器への搭載に適しています。また、Windows及び、Linuxに対応したSDKを提供しているため、簡単にプログラマブルな撮像制御が可能で、2Dと3Dの同時センシングを様々なシーンでご活用いただけます。
特徴
- ToF解像度(H x V):640x480 最大 18fps / 320x240 最大20fps
- ToFセンサFOV:105°(D)x92°(H)x73°(V)
- ToFセンサ奥行計測範囲:0.1~5メートル、屋内推奨
- ToFセンサ奥行計測精度:1%
- RGB解像度(H x V):1920x1080 最大30fps / 640x480 最大30fps
- RGBセンサFOV:107°(D)x99°(H)x62°(V)
- 消費電力:4W以下
- 外形寸法・重量:76mmx34mmx26mm・90g
- データ出力:USB Type-Cコネクタ
- ソフトウェア
- 撮像用ツール「StereoSTD Viewer」:Windows10対応
- 開発用ソフト「StereoSTD SDK」:Windows10 、 Ubuntu18.04 /20.04、 ROS対応
仕様
ToF解像度(HxV) | 640x480 最大18fps / 320x240 最大20fps |
ToFセンサFOV | 105°(D)x92°(H)x73°(V) |
ToFセンサ奥行計測範囲 | 0.1〜5.0メートル、屋内推奨 |
VCSEL波長 | 940nm |
ToFセンサ奥行計測精度 | 1% |
RGB解像度(HxV) | 1920x1080 最大30fps / 640x480 最大30fps |
RGBセンサFOV | 107°(D)x99°(H)x62°(V) |
外形寸法・重量 | 76mmx34mmx26mm・90g |
データ出力 | USB Type-C コネクタ |
給電方式 | USB Type-C コネクタ経由5V 0.6A |
消費電力 | 4W以下 |
開発用SDKソフトウェア | Stereo STD SDK C++ / Windows 10、Ubuntu18.04/20.04、ROS |
撮像用Viewerソフトツール | Stereo STD Viewer Windows 10 |
動作温度 | -10 ~ 50℃ |
構成
カメラ本体及びUSBケーブルが同梱されています。
※USBケーブルは、カメラ側:TypeC パソコン側:TypeA
ソフトウェアについては、サポートサイトより最新版をダウンロードしてご利用ください。
・撮像用ツール「StereoSTD Viewer」:Windows10対応
・開発用ソフト「StereoSTD SDK」:Windows10、 Ubuntu18.04/20.04、ROS対応
接続方法と動作確認
1)カメラとパソコンは、下図のように接続します。
2)カメラからの映像を表示するには、撮像用Viewerツール「StereoSTD Viewer」を使用します。サポートサイトより、最新版をインストールしてご利用ください。
※インストール方法及び、操作方法は、サポートサイトの「ユーザーマニュアル」をご参照ください。
開発方法
撮開発用ソフト「StereoSTD SDK」(Windows10 、Ubuntu18.04/20.04、ROS対応)をサポートサイトよりダウンロードしてご利用ください。
※インストール方法及び、プログラミング方法については、サポートサイトのSDKマニュアルをご参照ください。